ダイニングそしてリビングと、優しい光の入ってくる障子。
リビングと畳コーナーの小上がり。勾配天井、無垢フローリングの反射光に注目してみる
と、障子から取り込まれる光量がいかに豊かかがお分かりになるかと思います。
障子を開けた様子。大きく張り出た軒天は頼もしく、十分な日光は取り入れつつ眩しくない設計。雨仕舞にも有利ですが直射日光が差し込みにくいので室内の木部の寿命もグッと延びるメリットも。
別角度から。自然光は取り入れれば取り入れるだけ良いと考えがちですが、闇雲に光を取り入れた家は眩しくて暑くてどこか落ち着かないものです。日本人が心地よいと感じる室内の明るさは陰日向程度ではないでしょうか?
畳コーナー、肘掛障子4本引分け。
肘掛障子とはその名の通り、畳に腰を下ろしてちょうど肘掛の位置に敷居が来る高さです。雨に濡れる庭木をぼんやり眺める、そんなしっとりした時間の似合う空間になりました。
こちらは納品前の外部倉庫の建具。国産杉材の羽目板貼り仕様。神代杉(水中または土中にうずもれて長年月を経過した杉材)のような風合いはウッドロングエコ塗装によるもの。着色ではなく、塗料配合成分と木材成分の化学反応でこの色になります。もちろん木材の種類や素性によって仕上がりの色味は千差万別。よりオーダーメイドらしい、世界に1つだけの仕上がりになります。
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