玄関内側から見た様子
古くなったアルミサッシの玄関ドアを木製玄関ドアに交換しました。
製造されてから数十年経っているので既に部品供給も終了、アルミ枠も左官工事で外壁と一体化してるのでサッシでのリフォームは難しいとサッシ屋さんも匙を投げたこの玄関。どうにかならないかと大工さんからご相談いただきました。
確かに、枠もアルミなので丁番位置やストライク(ドアラッチの受け手側金具)位置とサイズも変更することは難しそうです。星の数ほどある金物の中から適合するものを探すところから作業は始まりました。今回は幸いにもギリギリで何とか納まる金物を見つけ出すことができたのでホッとしました。
同じく玄関内側から。ステンドグラスのアップ。
奥様がご趣味でステンドグラス作品を作るそうで、せっかくハンドメイド・オーダーメイドで作るのだから玄関ドアにもステンドグラスを使いたいとのことでした。色とりどり4枚のステンドガラスを支給していただき、最も小さいサイズのものに合わせてカット。小窓にはめ込みました。画像では影になって見えないのですが、もし割れてしまったときにも交換可能な造りにしています。
ステンドグラスは真っ平らに作られる工業ガラスとは異なり、表面がデコボコ・ホヨホヨしています。変な方向に割れやすいのでただ真っすぐカットするだけでも大変緊張します。
表からの全体像
4色の四角いガラス。この色ならばやっぱりこの配置にしたくなりますよね 笑笑。
表面材は国産桧の羽目板貼り。外部なので金物は全てステンレス製。養生のフィルムを剥がす前ですが、ドア下部にもステンレスの板を施してあります。
もう修理も交換もできないと思っていた玄関ドアも木製建具なら対応できることがあります。諦めずに是非ご相談ください。
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