ヒラシロ遺跡は浜松市天竜区熊にある縄文時代の遺跡！
浜松市で縄文時代の遺跡といえば蜆塚遺跡が有名ですが、このヒラシロ遺跡も出土遺物、遺構、復元住居が揃い、歴史好きのなかでも通好みな渋い遺跡なんです。北遠地域で住居跡が確認されたのはここだけ！
さてこちらが休憩所入口。
既存建具は軒下とは言え風雨にさらされ腰板のベニヤ合板がバリバリに。屋内には出土品レプリカや展示パネルなどが飾られており、休憩所というよりはきちんとした史料館。入口がこれではちょっともったいないと感じました。
こちらが新しくなった建具。
国産桧材の框組引戸。形は既存建具に倣って製作しましたが幾つか改良してあります。
・腰板
ベニヤ合板から桧無垢材を使ったしっかり厚みのある造作パネルに。
これでもバリバリベロベロにはなりません。
・建付け
既存建具は建付が悪くなっており隙間ができたり、鍵が掛かりにくくなっていました。
枠の現状に合わせてぴったりと納めました。
・鍵
少々心もとない鍵が付いていましたので頑丈な錠前とかけ方に変更。
茶畑の中に突如現れる竪穴式住居。大勢の人でにぎわう施設ではないかもしれませんが、地域の歴史の証人としていつまでもここにあって欲しい。そんな施設でした。
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ちなみに。復元された竪穴式住居は中に入れます！（お尻を向けてすみません。）
「縄文人は座らず、しゃがむ生活様式だった」なんて記事をどこかで読んだ記憶が蘇り、囲炉裏があったであろう場所にしゃがんでみました。以外に広かったですよ！
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