寺院向け太縁襖。カシュー塗料黒色つや消し仕上げ。
愛知県知多市「松月堂表具店」さんhttps://chubunaiso.net/shop/shougetsudou/、
愛知県新城市「藤原表具店」さんhttps://chubunaiso.net/shop/fujiwara/
からのご紹介にて製作、施工させていただきました。
お寺らしい巾広で大きな引違いの襖。
この地域には太縁襖(カマチと呼ばれる縦部材が太い襖)の文化や製造元が乏しいとのことで、当店にご依頼がありました。逆に浜松含む静岡県は板襖(下地がベニヤなどの襖)の文化圏です。双方の知識や技術を合わせて製作されたのが、この太縁かつ骨下地襖(下地が障子のように格子状に組んである襖)です。
無地の上新鳥の子紙を張り上げた状態で納品。後日、松月堂表具店さんが書を貼り込みました。本紙の書はこのお寺の檀家さんが書かれたものだそうです。
今回はお寺さんですが、過去にお子さんの描いた絵画や趣味の書や掛軸の本紙などを襖に貼り込んでほしいとの依頼もありました。当店ならばそういった特殊な表装も専門の1級表装技能士が丁寧に施工致します。
※本紙の紙や画材の種類によっては施工が出来かねる場合があります。
まずはお気軽にご相談いただければと思います。
Comentários