美容サロン 襖・障子張替

張り替えた襖と引手のアップ

市内、ご自宅の一角で美容サロンを営むお客様より張替の依頼がありました。

やはり来ていただいたお客様は特別な空間でお迎えしたいとのご意向で、少々珍しい襖紙と障子紙をチョイスさせていただきました。

住宅部とつながる1本引きの襖は越前手漉き和紙「舞鳳 無地集」から雲肌のこいあい。襖紙の中ではかなり濃い色あいで重厚感はありますが重たすぎることもなくグッと締まった印象です。引手はワンポイントなるようにゴールド色。現代的な透かし彫り加工が施されています。

こちらも住宅部との境、九四サイズの間仕切4本引き。上と同じく舞鳳 無地集の二色雲。実物は画像よりももう少し色味の発色がはっきりしています。フルーツソースを混ぜ込んだアイスクリームのようなポップさが魅力です。こちらもゴールドの引手がアクセントになっています。

サロンと広縁の境は4本引きの障子。以前は一般的な無地の障子紙でしたが、ここも他にはない空間づくりをと、0.3㎜ワーロンシートから糸入り落水を選ばれました。通常の障子から漏れる光も良いものですが、落水紙系はさらに光に立体感が出るように思われます。

いかがだったでしょうか？大池建具店では珍しい襖紙、障子紙も多数取り扱っています。もちろん店舗だけでなく住宅にもお勧めです。数限りない種類の中からお気に入りの紙を探す楽しみを是非。